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2009年10月30日 (金)

まちづくりリレートークの感想


昨晩、悠日カフェで行われたまちづくりリレートーク。

まちづくり、店づくり、カフェ、悠日。

たくさんの人が、それぞれの興味有るテーマの情報や知恵や示唆を求めて、また「人とのつながり」を求めて集まりました。
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鎌田泰二氏の灯りが会場の雰囲気に華を添えます。
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篠原宣義さんのミニライブをはさんだ2時間はあっという間でした。
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当夜登壇されたのは5名。
コーディネーターは当フォーラム代表の陣内氏、ゲストコメンテーターにマーケティングプランナーの高岡耕子氏。
そして主役のお三方、Y's tea の根本氏、饗茶庵の風間氏、悠日の柏崎氏。
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主役のお三方はいずれも宇都宮、栃木のカフェ業界では名の知られた方ばかり。

それだけにみなさん店づくりへのこだわりに一家言あって、聞いていて納得できる話が多かったと思います。



陣内氏がされた、「結局、店や地域の魅力を引き出していくのは、人」という指摘、当たり前のようですが重要と思います。

常に「人とのつながり」を意識して商売したり、まちづくりをしたり、コミュニティ形成をしていくのはなかなか難しいことかもしれません。

特に開業当初の商いでは、数字(収支)のつじつま合わせに集中力の大半を費やしてしまう人も多いのではないでしょうか。

お三方は皆、志は高くとも、現場ではとても「スロー」な気構えを維持してここまでこられたような感じがしました。
また、人とのつながりや地域を想う気持ちをことのほか大切にされている印象を受けました。

お三方の店に共通する、肩の力の抜けた柔らかさや優しさは、ほど良いこだわりと脱力の相乗によって生み出されているのかもしれません。



マーケティングプランナーの高岡氏が指摘していたことで、「あなたは木を掘っていくタイプか、粘土で一から作っていくタイプか」という問いも示唆的でした。

この問いに対し、お三方は皆「粘土派」とお答えになりました。

一からつくる店づくりは、型枠が見えないから不安もある一方で、時間を掛けて自分の好きなように創っていくことができる。

型にはまらない自由な発想が店づくりに表れ、そこに魅了される人達がコアなファンとなり(高岡氏いわく「恋をする」)、さらなる人のつながりができる。

それが一つの店の成功を越えて、町、地域、都市の魅力を発信する場となっていく。


そういうまちづくりの対極として、大型再開発事業が脳裏に浮かびました。

地権者など、ごく限られた人達の合意を得たら、あとは大資本を背景に巨大な重機が地を這い、ほんの少しの広場と、高く大きなビルを造る。

工期の遅れを嫌い、スピード最優先で進められる工事。

そこには、人とのつながりやコミュニティはないし、コアなファンもいない。


TPOによってそういう類の事業が求められるべき場合はもちろんあります。

しかし、今後は確実に大型(公共)事業の不調が続く時代となるでしょう。

「志」と「つながり」に重きを置く「小さな商い」の成功から、点→線→面と地域の魅力を拡げるきっかけとなる。

「店をつくり、まちを変える」時代とは、そういうことだろうと思いますし、そういう時代が来て欲しいなと、お三方の話を聞きながら感じました。



いろいろと考えさせられる、濃い2時間でした。

この企画に関わったすべての方に感謝いたします。


11月5日には日光珈琲饗茶庵で第3弾のリレートークです。
こちらもぜひどうぞ。
案内はこちら






管理人 ミヤリー



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