メディアとしての会議録
宇都宮市民のみなさんは,市議会の傍聴をされたことはありますか?
おそらく少ないと思われます。
議会は平日昼間に行われるからです(ちなみに次の議会開催は6月です)。
それでも市政には関心があるからぜひ議会の様子を知りたいという方には,インターネット中継が用意されています。
現在進行中の審議ばかりでなく,過去の会議も動画で見ることができます。
また定例会等の本会議だけでなく,上程された議案等につきいくつかの専門分野にわかれて,議員(委員)・役所職員・参考人などが相席し,報告・質疑・採決等を行う「委員会」についても会議録を読むことができます(委員会には中継が無いので動画ではなく文字になります)。
私としては,本会議より委員会の会議録のほうが,より詳細な事実関係や内情について知ることができるのでおすすめです。
本会議は,一定の持ち時間を与えられた議員が事前に当局(担当部署や市長)に通知した質問事項の読み上げをし,それに対し当局が事前準備した内容を回答するという形式で進行します。
したがってその場のアドリブで丁々発止の討論が見られることは稀です。
それに対して各委員会は,本会議より形式性・儀式性が薄く,割合自由な議論がされています。
なにはともあれ有権者にとっては,自分の暮らす自治体の議会が現在どんなことを審議しているのかを知るだけでも意味があると言えます。
議題=「自治体が現在抱えている問題」だからです。
また,自分の投票した議員がどんな活動をしていて,どんな事に関心を持っているのかを知ることもできますし,自分が投票していない議員(党派)全体の動きも確認できます。
「市民の多くの関心を集める問題」,「市民間で賛否の分かれている問題」,「自分が特に関心を持つ問題」などについて,ある議員がどういう立場をとっているか知ることができれば,次の選挙の際,投票の参考になりますよね。
新聞やテレビ等各メディアの提供する情報には,紙幅・電波の量的制約があります。
各メディアの編集方針,すなわち質的制約もあります。
したがって,情報を手早く理解するには新聞やテレビは最適のメディアですが,より詳細に,生々しい市政の現状を俯瞰するには会議録が最適だと思います。
そして言うまでもないことですが,ネット中継のシステムも会議録の管理も,税金で維持されています。
利用しないともったいない。
そう遠くない時期に衆議院の選挙も予定されています。
もちろん衆議院の会議録も公開されていますから大いに活用したいですね。
メディアとしての会議録,おすすめです。
管理人 ミヤリー

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